自動オフロードの制御

以下の表は、同様の結果になる自動オフロードの環境変数と関数を示しています。 関数の詳細は、『インテル® MKL リファレンス・マニュアル』を参照してください。 ホスト CPU とインテル® Xeon Phi™ コプロセッサー間の作業の分割を制御するため、環境変数は 0 から 1 の範囲で指定された値を使用します。

環境変数

サポート関数

説明

MKL_MIC_ENABLE

mkl_mic_enable

自動オフロードを有効にします。

1

OFFLOAD_DEVICES

なし

自動オフロードに使用するコプロセッサーのリストを指定します。

特に、この設定は、自動オフロードモードでインテル® MKL を実行する MPI アプリケーションの環境を設定するのに役立ちます。

この変数が設定されていない場合、システムで利用可能なすべてのコプロセッサーが自動オフロードに使用されます。

この環境変数は、自動オフロードを環境設定または関数呼び出しで有効にした場合に設定できます。

この変数に空の値を設定すると、MKL_MIC_ENABLE の値に関係なく自動オフロードが完全に無効になります。

この環境変数を設定した後、インテル® MKL サポート関数と環境変数は、リストのインデックス (0 から開始) で指定されたコプロセッサーを参照します。

OFFLOAD_DEVICES は、インテル® MKL とインテル® コンパイラーに共通の設定です。詳細は、『インテル® コンパイラー・ユーザー・リファレンス・ガイド』を参照してください。

カンマ区切りのリスト。範囲は、0 からシステムで最も大きなインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの番号までの整数で、最大値は 31 です。この範囲外の値は無視されます。さらに、リストに整数以外のデータが含まれている場合、リストは完全に無視されます。

例えば、システムにインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーが 4 つあり、リストの値が 1,3 の場合、インテル® MKL はコプロセッサー 1 および 3 のみを自動オフロードに使用し、インテル® MKL サポート関数と環境変数はこれらのコプロセッサーをコプロセッサー 0 および 1 として参照します。

MKL_HOST_WORKDIVISION

mkl_mic_set_workdivision

ホスト CPU で行う作業の割合を指定します。

値の範囲は 0.0 から 1.0 までです (例: 0.2 または 0.33)。負の値は無視されます。1 よりも大きい値は 1.0 として扱われます。

MKL_MIC_WORKDIVISION

mkl_mic_set_workdivision

システムのインテル® Xeon Phi™ コプロセッサー全体で行う作業の割合を指定します。

MKL_HOST_WORKDIVISION を参照してください。

MKL_MIC<number>_WORKDIVISION

mkl_mic_set_workdivision

特定のインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーで行う作業の割合を指定します。<number> は、0 から最も大きなインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの番号までの整数で、最大値は 31 です。 例えば、システムにインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーが 2 つある場合、<number> は 0 と 1 になります。

MKL_HOST_WORKDIVISION を参照してください。

MKL_MIC_MAX_MEMORY

mkl_mic_max_memory

システムのインテル® Xeon Phi™ コプロセッサー全体の自動オフロード計算のために予約する最大コプロセッサー・メモリーを指定します。自動オフロード計算を実行するプロセスは、環境変数で指定された追加のコプロセッサー・メモリーを使用します。

メモリーサイズは、キロバイト (K)、メガバイト (M)、ギガバイト (G)、またはテラバイト (T) で指定します。例えば、MKL_MIC_MAX_MEMORY = 4096M は、自動オフロード計算に予約するコプロセッサー・メモリーを 4096 メガバイト (4 ギガバイト) に制限します。 MKL_MIC_MAX_MEMORY = 4G と設定すると、ギガバイト単位で同じ量のメモリーが予約されます。

MKL_MIC<number>_MAX_MEMORY

mkl_mic_max_memory

システムの特定のインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの自動オフロード計算のために予約する最大コプロセッサー・メモリーを指定します。

<number> は、0 から最も大きなインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーの番号までの整数で、最大値は 31 です。 例えば、システムにインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーが 2 つある場合、<number> は 0 と 1 になります。

メモリーサイズは、キロバイト (K)、メガバイト (M)、ギガバイト (G)、またはテラバイト (T) で指定します。例えば、MKL_MIC_MAX_MEMORY = 4096M は、自動オフロード計算に予約するコプロセッサー・メモリーを 4096 メガバイト (4 ギガバイト) に制限します。 MKL_MIC_MAX_MEMORY = 4G と設定すると、ギガバイト単位で同じ量のメモリーが予約されます。

OFFLOAD_REPORT

mkl_mic_set_offload_report

自動オフロードのプロファイル・レポートのレベルを指定します。

OFFLOAD_REPORT は、インテル® MKL とインテル® コンパイラーに共通の設定です。詳細は、『インテル® コンパイラー・ユーザー・リファレンス・ガイド』を参照してください。

0 から 2 の範囲の整数:

0 - レポートしません (デフォルト)。

1 - 以下の情報をレポートします。

  • 自動オフロードモードで呼び出された関数の名前
  • 呼び出し中にホスト CPU で費やした時間
  • 呼び出し中に利用可能なインテル® Xeon Phi™ コプロセッサーで費やした時間

2 - 上記の情報に加えて、以下の情報をレポートします。

  • 呼び出し中に利用可能なコプロセッサーとの間で転送されたデータの量

関連情報


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