インテル® デバッガー (IDB) は、次のような豊富な機能を備えたシンボリック・ソース・コード・アプリケーション・デバッガーです。
C++ および Fortran プログラムのデバッグ
マシンコードの逆アセンブルと調査、マシンレジスター値の調査
マルチスレッド・アプリケーションのデバッグ (Linux* OS ホストシステム上のみ)
インテル® メニー・インテグレーテッド・コア (インテル® MIC) アーキテクチャー向けアプリケーションのデバッグ (Linux* OS ホストシステム上のみ)
本資料で、インテル® 64 アーキテクチャーに限定されると記載のある情報は、インテル® MIC アーキテクチャーにも適用されます。
Linux OS を実行するホストシステムでは、GUI およびコマンドライン・インターフェイスを利用できます。
OS X* を実行するホストシステムでは、コマンドライン・インターフェイスのみ提供されています。本資料で説明されている GUI コントロールは利用できません。
デバッガーには次の機能が含まれます。
C/C++ 言語サポート
アセンブラー言語サポート
Fortran 言語サポート (Fortran 95/90 を含む)
開発アプリケーションがアクセスするレジスターへのアクセス
レジスターを変更するビットフィールド・エディター
インテル® Inspector XE のメモリーエラー解析機能との互換機能。詳細は、インテル® Inspector XE のドキュメントを参照してください。
Linux* OS ホストシステムでは、インテル® デバッガーは、インテル® C++ コンパイラーの並列 C++ 言語拡張、インテル® Cilk™ Plus、または OpenMP* ランタイム環境をベースとしたアプリケーションの並列処理を容易にします。インテル® デバッガーは、次の並列デバッグ機能を提供します。
スレッドデータ共有の解析。異なるスレッドから同一データ要素へのアクセスを検知します (C/C++ および Fortran の場合)。
スマート・ブレークポイント。異なるスレッドからの再入可能な関数呼び出しでプログラムの実行を停止します。
インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 (インテル® SSE) レジスターのようなベクトルレジスターを表示するビュー。SIMD (Single Instruction Multiple Data) 命令セットを使用する並列データのデバッグに役立つ広範囲な書式指定と編集オプションを備えています。
OpenMP* コードまたはインテル® Cilk™ Plus コードのシリアル実行のシミューレション・モード。
OpenMP* ランタイム情報ビュー。高度な OpenMP* プログラム状態の解析を行えます。
スレッドデータ共有解析ブレークポイント機能は、ネイティブスレッドと OpenMP* をサポートします。インテル® スレッディング・ビルディング・ブロックは制限付きでサポートします。
インテル® デバッガー GUI により、デバッグプロセスを包括的に管理できます。ツールバーのボタンをクリックして、シングルステップ、関数のステップスルー、メモリーの実行と表示など、ほとんどの基本的機能にアクセスできます。インテル® デバッガーの GUI は、式の評価と変数の変更や、[Evaluations (評価)] ウィンドウへの式のドラッグアンドドロップを行う複数のソースウィンドウをサポートしています。
また、コマンドラインからデバッガーを操作することもできます。