事前定義済みデバッガー変数のリスト

デバッガーでは、次の変数が事前定義されています。インテル® デバッガーの変数名の表記規則では、識別子の先頭にドル記号 ($) を付けます。

変数

デフォルト

説明

$aggregatedmsghistory

0

集約メッセージリストの長さを制御します。デフォルトの 0 に設定すると、デバッガーはシステムで許容される量までメッセージを記録します。

$ascii

1

出力形式 (ASCII または ISO Latin-1) を表示します。$lc_ctype を参照してください。

$beep

1

不正なコマンドラインの編集に対してビープ音を鳴らします。

$childprocess

0

fork を検出すると、デバッガーは $childprocess に子プロセス ID を割り当てます。

$curcolumn

0

現在の行番号を表示します。現在の行番号が不明な場合は 0 を表示します。

$curevent

0

現在のブレークポイント番号を表示します。

$curfile

(null)

現在のソースファイル名を表示します。

$curfilepath

(null)

現在のソースファイルのパスを表示します。

$curline

0

現在のソース行を表示します。

$curpc

0

プログラムの現在の実行ポイントを表示します。

$curprocess

0

現在のプロセス ID を表示します。

$cursrcline

0

最新のソースリストの現在のソース行を表示します。

$cursrcpc

0

最新のマシン・コード・リストの現在の PC アドレスを表示します。

$curthread

0

現在のスレッド ID を表示します。

$dbxoutputformat

0

さまざまなデータ構造を dbx 形式で表示します。

$dbxuse

0

0 の場合は、現在の使用パスを置き換えます。1 の場合は、現在の使用パスに追加します。

$decints

0

整数を 10 進数で表示します。

$doverbosehelp

1

[Help (ヘルプ)] メニューの最初のページを表示します。

$editline

1

デバッガーで Emacs* 式の制御文字を有効または無効にします。IDB では、vi* スタイルのコマンドは使用できません。

この機能は、GUI コンソールモードではデフォルトで無効に設定されています。コマンドライン・インターフェイスでは、デフォルトで有効に設定されています。

$eventecho

1

イベントをイベント番号付きでエコーします。

$exitonterminationofprocesswithpid

なし

プロセス ID (pid) を設定すると、そのプロセスの終了時にデバッガーが終了します。

$float80bit

1

0 (デフォルト) に設定すると、128 ビットの浮動小数点数を出力します。0 以外に設定すると、128 ビットの浮動小数点数を、80 ビットの浮動小数点数を保持する 128 ビットのコンテナーとして出力します。

$floatshrinking

1

1 (デフォルト) に設定すると、可能な最小の 10 進数を使って 2 進法浮動小数点数を出力します。0 に設定すると、内部 2 進数で可能な 10 進数に最も近い表現の 10 進数を出力します。

$framesearchlimit

0

コールフレームの最大数を定義します。これにより、標準言語ベースの識別子検索を拡張します。

$funcsig

1

ブレークポイントで関数の署名を表示します。

$gdb_compatible_output

0

IDB 出力に GDB 出力との互換性を持たせます。

$givedebughints

1

デバッガー機能のヒントを表示します。

$hasmeta

0

マルチバイト文字を解釈します。

$hexints

0

整数を 16 進数で表示します。

$highpc

(内部デバッガー 変数)

関数に関連付けられている最も大きいアドレスを返します。

$historylines

20

history に表示するコマンド数を定義します。

$indent

1

構造をインデント付きで出力します。

$lang

なし

現在のルーチンのプログラミング言語を定義します。

$lasteventmade

0

最後の (成功した) ブレークポイント定義の数を表示します。

$lc_ctype

setlocale (LC_CTYPE,0L) の結果

現在のロケール情報を定義します。

設定すると、setlocale() に値が渡され、その結果が設定されます。

"" は 0L として渡されます。

$listwindow

20

list に表示する行数を表示します。

$main

main

プログラムの最初のルーチンの名前を表示します。

$maxstrlen

128

出力する最も長い文字列の文字数を定義します。

$memorymatchall

0

0 以外に設定すると、指定した範囲内で一致するすべてのメモリーを表示します。そうでない場合は、一致する最初のメモリーを表示します。

$octints

0

整数を 8 進数で表示します。

$overloadmenu

1

多重定義された C++ 名の選択を求めるダイアログを表示します。

$page

1

0 以外の場合は、デバッガーの端末出力をページ単位に分割します。

$pagewindow

0

出力ページごとの行数を定義します。0 (デフォルト) を指定すると、デバッガーは端末のページサイズを取得します。

$parallel_branchingfactor

8

n 分木のツリーを作成するための係数を指定し、ツリー中のアグリゲーターの数を決定します。

$parallel_aggregatordelay

3000 ミリ秒

予期したメッセージがすべて届かない場合に、メッセージを集約して次のレベルへメッセージを送る前にアグリゲーターが待機する時間を指定します。

$parentprocess

0

fork を検出すると、デバッガーは $parentprocess に親プロセス ID を割り当てます。

$pimode

0

playback input で入力をログファイルへエコーします。 (IDB モードの場合のみ)

$prettyprint

1

サポートしている STL コンテナーのリーダビリティーを改善します。値 0 はプリティープリントをオフに切り替えます。

$prompt

"(idb)"

デバッガープロンプトを指定します。

$readtextfile

0

0 以外に設定すると、命令がメモリー上のイメージからではなく、バイナリーファイルのテキスト領域から読み取られます。

$regstyle

1

逆アセンブリー中にレジスター名の形式を制御します。有効な設定は以下のとおりです。

0     コンパイラー名。例: t0ra、または 0

1     ハードウェア名。例: r1、r26、または r31

2     アセンブリー名。例: $1$26、または $31

$repeatmode

1

1 の場合は、Enter キーを押すと、前のコマンドを繰り返します。

$reportsotrans

0

1 の場合は、共有オブジェクト・ライブラリーが開いていたため、あるいは閉じていたためにイベントが変更されると通知します。

$showlineonstartup

0

1 の場合は、main の最初の実行可能な行を表示します。

$showwelcomemsg

1

1 の場合は、起動時にようこそメッセージを表示します。

$stackargs

1

1 の場合は、コールスタックにある引数を表示します。

$stack_levels

50

コールスタックの出力レベルを制御します。

$statusargs

1

1 の場合、ブレークポイントをパラメーター付きで出力します。

$stepg0

0

最小限のデバッグ情報を持つ関数に対する step コマンドの動作を制御します。 設定可能な値は以下のとおりです。

0     ルーチンをステップオーバーする

1     ルーチンにステップインする

$stoponattach

0

1 の場合は、attach で実行中のプロセスを停止します。

$symbolsearchlimit

100

whereis コマンドで正規表現を検索した際に返される最大シンボル数を指定します。 デフォルト値は 100 です。値 0 は無制限を意味します。

$threadlevel

ネイティブ

ネイティブスレッドの数を指定します。

デバッガーは、次の場合 $threadlevel を " openmp" に自動的に設定します。

  • デバッグ対象が OpenMP* プログラムで、
  • 共有ライブラリー libomp_db.so が LD_LIBRARY_PATH で設定されている場合。

$threadlevel

pthreads

POSIX スレッド (pthreads として知られています)。デフォルトは変更できません。

$usedynamictypes

1

C++ のスタティック型 (0 の場合) またはダイナミック型 (1 の場合) を使用して評価します。

$usesteppingrules

1

TBB 関数および STD 関数にステップインするフィルターを制御します。名前空間に基づいて TBB 関数および STD 関数にステップインしないようにするには、この変数を 1 に設定します。

$verbose

0

1 の場合は、さらに詳細な情報を出力します。

$catchexecs

0

プログラムの exec で実行を停止します。

$catchforkinfork

0

fork プロセスが作成されたら通知します。(そうでない場合は、呼び出しが終了したら通知します。)

$catchforks

0

プログラムの fork を通知し、子プロセスを停止します。


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