handle (gdb モードのみ)

信号処理動作を設定します。

構文

handle signal_name [ handle_keyword ]  

パラメーター

signal_name

処理するシグナル名。

handle_keyword

シグナルで行う動作。次のいずれかのキーワードを指定します。

stop。このシグナルが発生するとデバッガーはプログラムを停止します。これは、print キーワードも含みます。

nostop。このシグナルが発生してもデバッガーはプログラムを停止しません。メッセージを出力し、シグナルの発生を知らせます。

print。このシグナルが発生するとデバッガーはメッセージを出力します。

noprint。デバッガーはシグナルの発生については何も出力しません。これは、nostop キーワードも含みます。

pass。デバッガーはプログラムがこのシグナルを処理することを許可します。プログラムはシグナルを処理できます。シグナルが致命的で、処理できない場合はプログラムは終了します。passnoignore は同じ効果があります。

nopass。デバッガーはこのシグナルのプログラムによる認識を許可しません。nopassignore は同義です。

ignore。デバッガーはこのシグナルのプログラムによる認識を許可しません。nopassignore は同義です。

noignore。デバッガーは、このシグナルのプログラムによる認識を許可します。プログラムはシグナルを処理するか、シグナルが致命的で処理ができない場合は終了します。passnoignore は同じ効果があります。

説明

このコマンドはデバッガーのシグナルの処理方法を定義します。

デバッガーは、プログラムで発生したシグナルを検知します。ユーザーは事前に各種シグナルのデバッガーによる処理方法を定義できます。通常、SIGUSR1 などのシグナルについてはサイレントでデバッグ対象に渡されるように設定されていますが、エラーシグナルが発生した場合はプログラムを直ちに停止します。このコマンドは、これらの設定を変更します。

(idb) 
					 info handle ILL
Unrecognized or ambiguous flag word: "ILL".
(idb) 
					 handle SIGILL nostop noprint
Signal        Stop      Print   Pass to program Description
SIGILL        No        No      No              Illegal instruction
(idb) 
					 info handle SIGSEGV
Signal        Stop      Print   Pass to program Description
SIGSEGV       Yes       Yes     Yes             Segmentation fault
(idb) 
					 info handle SIGALRM pass
Signal        Stop      Print   Pass to program Description
SIGALRM       No        No      Yes             Alarm clock

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